2013年08月05日

ボスの手料理をいただく

昨年の秋ごろ、このブログにも少し書いたのですが、ボスが大きな研究予算に応募しようとしていました。
ボスはまず研究計画のアウトラインを書き、次に応募する研究計画に関係しそうな人を選び、この部分を書いてね、と各人に仕事を割り振りました。
私も1セクションを書かせてもらいました。
そしてボスが各セクションの文章を洗練されたものにまとめあげ、研究計画書が完成しました。

先日、この研究計画が通り、5年分、3億円超えの予算を獲得したという素晴らしいニュースが舞い込んできました。
そこで昨日、ボスが自宅でのディナーに研究計画を書いたメンバーを招待してくれました。
ボスお手製のフルコースを頂き(メインは巨大なラムかたまり肉のローストでした。料理はどれもすごくおいしかった!)、ワインをたっぷりと、イギリスの離乳食からスペインの南の島の歴史まで興味深い会話を楽しんで、大変良い夜でした。
イギリスの離乳食もお粥かららしいですよ。

研究計画書の執筆に参加させてもらうというだけで私にとっては素晴らしい経験だったのに(自分の書いた文章をネイティブの教授に添削してもらえるのですから)、ディナーまでご馳走になって本当に良いのかしら、という気分でした。
私のいる研究室は決して大きくはなく、ボスもまだ40代ですが、このボスの人柄が研究室の結束を高め、勢いをつけているような気がします。

そうそう研究計画書に対する審査員のコメントも見せてもらったんですが、審査員が褒め上手というか、良い点はものすごく褒めて、留意すべき点も、ま、でもこういう点で難しいところもあるだろうけど、この計画者ならできるはず!という感じで好意的に書かれていて、こういうのはやはりお国柄なのかなぁと思いました。
日本の学振研究員や科研費の審査結果は評価点しか開示されないようですが、こういうコメントももらえるといいよな、と思います。審査される先生方は大変になるでしょうけれど、日本の研究のレベルアップに絶対に繋がるはずです。

そうそう英語の論理的文章といえばパラグラフライティングで、欧米の学生はみんな徹底的に教わる、なんて言いますよね。
同じく計画書を一部担当した博士課程の学生さんに論理的文章の書き方って学校で系統立てて習った?と聞いてみたところ、意外にも別にそれほどきちんとは習ってないとのお返事。
大学の学部ではレポートを書くのでそれが練習って感じで、そこからなんとなく文章の書き方を体得してきているとのこと。
アメリカだとまた違ったりするんでしょうか。

さて、夏休みモードに突入したこともあり研究室はリラックスムードですけれど、先日半年に一度の研究報告会も終わったので、また気分も新たに頑張りたいです。


posted by けむ at 21:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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